雪が降ると、子どもたちは大喜び。
でも、親としては「転ばないかな?」「通学は大丈夫かな?」と心配になりますよね。
雪の日は、いつもの道も見え方が変わり、滑りやすく、車も歩行者も危険が増えます。
だからこそ大切なのが、親子で「雪の日の安全ルール」を話しておくこと。
この記事では、家族みんなで共有したい“5つの安全ルール”をやさしくまとめました。
子どもと一緒に確認して、安心して雪の日を過ごしましょう。
ルール①:滑りやすい場所を知っておこう
雪の日に一番多いのが「転倒によるケガ」です。
凍った道や坂道、マンホールの上、横断歩道などは特に滑りやすいポイントです。
親子で通学路や公園を歩きながら「ここは危ないね」「ここは避けようね」と確認しておくと安心です。
- マンホールや側溝のふたは避けて歩く
- 坂道はゆっくり、手すりがあれば使う
- 日陰の場所は雪が溶けず凍りやすい
- 白線やタイルは滑りやすい素材が多い
地図アプリなどで通学路を一緒に見ながら「危険マップ」を作っておくのもおすすめです。
ルール②:明るい色の服で自分を守ろう
雪の日は視界が悪く、車の運転手から歩行者が見えにくくなります。
そのため、暗い服や黒い傘だと、ドライバーに気づかれにくいことがあります。
安全のために、目立つ服装を選びましょう。
- 上着は明るい色(黄色・水色・白・オレンジなど)を選ぶ
- リュックに反射材やライトをつける
- 夜や早朝の登下校ではLEDライトを携帯
- 傘や帽子も明るい色にして視認性アップ
「自分の身を見せる」ことも立派な防災。
ファッション感覚で楽しみながら、安全につながるアイテムを選びましょう。
ルール③:手をポケットに入れずに歩こう
寒いとついポケットに手を入れて歩いてしまいますが、これは転倒時にとても危険です。
手が出せず、頭や顔を打ってしまうこともあります。
手袋をつけて、しっかりバランスをとりながら歩きましょう。
- 歩くときは両手を空けておく(傘や荷物も最小限に)
- 滑ったときは手を前に出して体を守る
- リュックは両肩で背負って安定させる
手袋を“安全のための装備”として子どもに伝えておくと、自然に習慣になります。
ルール④:足元を見ながら、焦らず歩こう
雪の日は、時間に追われると転倒のリスクが急に高まります。
「いつもより5分早く出る」だけで、心にも体にも余裕が生まれます。
また、靴底の滑り止めを確認し、雪に強い靴を選ぶことも大切です。
- 歩幅を小さくして、足の裏全体でペタペタ歩く
- 急がず、ゆっくりテンポで歩く
- 転んでも焦らず、すぐに体を確認して立ち上がる
- 無理に走らない(特に下り坂)
焦らず歩くことは、命を守る第一歩。
「ゆっくりでいいよ」と声をかけて送り出すだけでも、子どもの安全につながります。
ルール⑤:もし困ったら、助けを呼ぼう
雪の日は交通や通信が乱れやすく、子どもがトラブルに巻き込まれることもあります。
「困ったときにどうするか」を、普段から話し合っておくことが大切です。
- 転んでけがをしたら、無理に歩かず近くの大人に声をかける
- 帰宅が難しいときは、学校や近くの施設(コンビニ・交番など)に避難
- スマホを持っている場合は、すぐに家に連絡する
- 連絡が取れないときの合言葉を決めておく
「一人で頑張らない」「助けを呼んでいい」――この意識を育てておくことが、冬の防災教育につながります。
家庭でできる“雪の日シミュレーション”
実際に雪が降る前に、親子で「雪の日の登下校ごっこ」をしてみるのもおすすめです。
一緒に外を歩きながら、「滑りやすい場所」「見えにくい時間」「安全な避難先」などを確認しておくと、子どもが自然に覚えられます。
| チェック項目 | できた? |
|---|---|
| 滑りやすい場所を一緒に歩いて確認した | ☐ |
| 明るい服・反射材の準備をした | ☐ |
| 手袋をして歩く練習をした | ☐ |
| 登校時間を早めに設定した | ☐ |
| 困ったときの避難先を決めた | ☐ |
このチェックを親子で一緒に確認しておくと、雪の日でも落ち着いて行動できるようになります。
まとめ:ルールを「守る」から「考える」へ
雪の日の安全ルールは、子どもを守るだけでなく「自分で考えて動ける力」を育てるチャンスです。
「どうすれば安全かな?」「ここは滑りそう?」と一緒に考える時間が、日常の防災教育になります。
雪の日の登校、遊び、お出かけ。
どんな場面でも、子どもが自分で判断できるように、家庭で繰り返し話していきましょう。
冬の安全は、“話すことから”始まります。

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