高校生になると、行動範囲が一気に広がり、電車通学を始める子も多くなります。親の目が届かない時間が増えるからこそ、「もう大きいから大丈夫」と思ってしまいがちですが、実は電車や駅は交通事故やトラブルが起こりやすい場所でもあります。毎日の通学だからこそ、ちょっとした油断が大きな事故につながることもあります。
この記事では、高校生の電車通学で起こりやすい危険や、家庭で事前に話し合っておきたいポイントを、親子目線でやさしくまとめます。
高校生の電車通学で事故が起こりやすい理由
電車通学は徒歩や自転車と違い、「人の多さ」「スピード」「ホームという特殊な環境」が重なります。慣れてくるほど気が緩みやすく、事故につながる行動が増えてしまうこともあります。
- 混雑したホームでの押し合い
- スマホを見ながら歩く
- 発車間際に駆け込む
- イヤホンで周囲の音が聞こえない
どれも「よく見かける行動」ですが、転落事故や接触事故につながる危険があります。
駅・ホームで特に気をつけたいポイント
駅の中でも、特に注意が必要なのがホームです。電車が高速で通過する駅や、人が密集する時間帯は、ほんの一瞬の判断ミスが大きな事故につながります。
- 黄色い線の内側で待つ
- 電車が来る方向に体を向けない
- 人混みでは無理に前へ出ない
- 押されても踏ん張ろうとしない
「もし押されたらどうする?」と具体的に話しておくことで、実際の行動が変わります。
スマホ・イヤホンが引き起こす通学中の危険
高校生の電車通学で特に多いのが、スマホやイヤホンによる注意力低下です。音楽を聴きながら歩いたり、SNSを見ながら移動したりすると、周囲の状況に気づきにくくなります。
- アナウンスが聞こえない
- 足元や段差に気づかない
- 周囲の人の動きが見えない
完全に禁止するのではなく、「ホームでは使わない」「階段や改札では画面を見ない」など、現実的なルールを一緒に決めることが大切です。
混雑時・遅延時に起こりやすいトラブル
電車の遅延や事故が起こると、駅や車内は一気に混雑します。そんなとき、普段と同じ感覚で動くと危険です。
- 人の流れに逆らわない
- 無理に別ルートへ行こうとしない
- 焦って走らない
「遅れたらどうするか」「どこで待つか」を事前に決めておくと、落ち着いて行動できます。
親子で決めておきたい電車通学のルール
高校生になると、親が細かく指示するのは難しくなります。だからこそ、「ルールを押しつける」のではなく、「一緒に決める」ことが大切です。
- 危険を感じたら無理をしない
- トラブルがあったら必ず連絡する
- 電車が止まったときの行動を決めておく
短い会話でも、「もしこうなったらどうする?」と考える時間を持つことが、事故防止につながります。
もしものときに備えてできる家庭の準備
事故やトラブルは、完全に防ぐことはできません。だからこそ、起きたときの備えも大切です。
- 緊急連絡先をスマホと紙で持たせる
- よく使う駅の構内図を確認しておく
- 遅延時の連絡方法を決めておく
「大丈夫だと思っていたけど、話してみたら知らないことが多かった」という家庭も少なくありません。
まとめ:毎日の通学だからこそ、安心できる備えを
高校生の電車通学は、自立への大切な一歩です。その一方で、駅や電車には大人でもヒヤッとする場面がたくさんあります。
完璧な対策を目指さなくても大丈夫です。親子で少し話し、少し決めるだけでも、通学中の安全は大きく変わります。ぜひ「わが家なりの通学ルール」を一緒に作ってみてください。

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