小学生になると、登下校をひとりで行うようになり、親の目が届かない時間が一気に増えます。
毎日通る道だからこそ「慣れ」から油断が生まれやすく、徒歩通学中の交通事故は決して少なくありません。
特に小学生は、周囲の状況を大人と同じように判断することが難しく、「大丈夫そう」「間に合いそう」といった感覚で行動してしまうことがあります。
この記事では、小学生の徒歩通学で起こりやすい事故の場面と、家庭でできるそなえ、親子で話しておきたい安全ルールをやさしくまとめます。
小学生の徒歩通学で事故が起こりやすい場面
徒歩通学中の事故は、特定の場所・タイミングで起こりやすい傾向があります。まずは「どんな場面が危ないのか」を知ることが大切です。
- 交差点で信号を待ちきれずに渡ってしまう
- 車が止まったと思い込み、急に飛び出す
- 友だちと話しながら歩き、周囲を見ていない
- 遅刻しそうで走り出してしまう
- 雨の日や夕方で視界が悪いとき
子どもは「見えている範囲」だけで判断しがちで、車のスピードや死角までは想像できません。
そのため、大人が思う以上に危険な状況に気づきにくいのです。
特に注意したい通学路のポイント
毎日使う通学路には、見落としやすい危険が隠れています。親子で一度は一緒に歩いて確認しておきましょう。
| 場所 | 注意点 |
|---|---|
| 交差点 | 信号だけでなく、左右をしっかり確認する |
| 横断歩道 | 車が完全に止まったのを見てから渡る |
| 見通しの悪い道 | 曲がり角では一度止まる習慣をつける |
| 駐車車両の多い道 | 車の陰から急に飛び出さない |
| 踏切 | 遮断機が上がってもすぐ渡らない |
「ここは大丈夫」と決めつけず、「いつもと違うかもしれない」という意識を持たせることが大切です。
家庭でできる徒歩通学のそなえ
事故を防ぐためには、学校任せにせず、家庭でも準備しておくことが重要です。
- 通学路を親子で一緒に歩いて確認する
- 危険な場所には目印をつけて覚える
- 明るい色の帽子や服を選ぶ
- 雨の日・暗い日は特に注意するよう声かけ
- 登下校中の寄り道ルールを決めておく
特に入学直後や学年が変わったタイミングは、再確認のチャンスです。
親子で決めたい徒歩通学の安全ルール
ルールは「たくさん」より「守れる数」にするのがコツです。家庭で話し合って決めたい基本ルールはこちらです。
- 横断歩道では必ず止まって確認する
- 信号が青でもすぐに渡らない
- 友だちがいても走らない
- 遅れても無理に急がない
「もし友だちが先に渡ったらどうする?」など、具体的な場面を想定して話すと、子どもがイメージしやすくなります。
毎日できる“通学前のひとこと声かけ”
忙しい朝でも、ほんの一言が子どもの行動を変えることがあります。
- 「今日は雨だから、車に気をつけてね」
- 「横断歩道、止まって見るんだよ」
- 「急がなくていいからね」
毎日同じ言葉をかけることで、安全行動が自然と身についていきます。
まとめ:慣れた道こそ、親子で見直すことが大切
小学生の徒歩通学は、自立への大切な一歩です。その一方で、交通事故のリスクも確実に存在します。
子どもはまだ経験が少なく、大人と同じ判断はできません。だからこそ、家庭での事前の確認と、日々の声かけが命を守ります。
完璧な対策でなくても大丈夫です。親子で一緒に話し合い、少しずつ安全な通学を積み重ねていきましょう。

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