地震はいつどこで起きるかわかりません。
通学中、公園で遊んでいるとき、家族でお出かけしているとき――そんな「外にいるとき」に地震が起きたら、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、登校中や外出中に地震が発生したときに、子どもと一緒に覚えておきたい行動ルールを紹介します。
「もしものとき」にパニックにならないために、今日から親子で話しておきたいポイントです。
① 歩いているときに地震が起きたら?
歩いている最中に地震を感じたら、まずしゃがんで頭を守ることが基本です。
揺れを感じてすぐに走ったり、電柱や建物のそばに寄ったりするのは危険です。
- バッグや腕で頭をおおう
- 塀・自動販売機・ガラスのある建物から離れる
- 車道に飛び出さないよう注意する
- 揺れが収まるまでその場で待つ
「止まって・しゃがんで・頭を守る」という3つの動作を、子どもと一緒に覚えておきましょう。
小さな公園や広場が近くにある場合は、揺れが収まってから安全な場所に移動します。
② 通学中や下校中の“安全行動ルール”
地震が起きるタイミングは選べません。
特に登下校中は、子どもがひとりで行動していることもあります。
そんなときに備えて、家庭で次のようなルールを決めておきましょう。
- ランドセルで頭を守る(とっさの防御に使える)
- ブロック塀やガラス張りの建物の近くを歩かない
- 電線が垂れている場所には近づかない
- 先生や周囲の大人の指示を聞いて行動する
- 一人で判断できないときは「安全そうな広場」へ避難
また、「迎えに行く・行かない」のルールを家庭で話し合っておくことも大切です。
交通が止まり、迎えに行けない場合もあるため、「学校にとどまる」選択肢も想定しておきましょう。
③ 公園・商業施設など屋外での行動
外で遊んでいるときや買い物中に地震が起きた場合は、周囲の状況を見てすぐに危険を避けます。
特に落下物・ガラス・倒木に注意しましょう。
- ブランコや遊具からすぐに離れる
- 建物のそば・自動販売機・看板の近くは危険
- ショッピングモールなどでは、壁や棚から離れてしゃがむ
- 施設スタッフや放送の指示に従う
- 火災が起きている場所には近づかない
大人が一緒にいる場合は、まず子どもの頭を守る行動を優先します。
「逃げる前に、守る」ことを合言葉にしましょう。
④ 車やバスに乗っているときの注意点
車やバスの中で地震を感じたら、慌てて外に飛び出すのは危険です。
車内での安全確保を最優先にします。
- シートベルトを外さず、頭を低くして身を守る
- 運転中はハザードをつけてゆっくり停車(急ブレーキはしない)
- トンネル・橋の上では停車せず、出口まで移動
- 停車後はエンジンを切り、ラジオで情報を確認
- 避難が必要な場合は、鍵を残して徒歩で移動
子どもには、「運転している人の言うことを聞く」ことを教えておくと安心です。
親子でドライブ中に「もし地震がきたらどうする?」と話しておくのも効果的です。
⑤ 家族で“集合場所”を決めておく
地震後、通信がつながらないときのために、家族で集合場所を決めておきましょう。
特に子どもが通学路や遊び場で地震に遭う場合を想定します。
- 家の近くの公園や広場など、建物が少ない場所
- 学校や園など、地域の指定避難場所
- 親が迎えに行く場合・行けない場合のルールを決めておく
- 「まずここに行く」「誰かが来るまで待つ」を明確に
集合場所を決めるときは、実際に歩いて確認しておくとより安心です。
地図にマークをつけて、家族みんなで「わが家の避難ルート」を共有しましょう。
家庭でできる“地震行動シミュレーション”
防災は、話すだけでなく実際に動いてみることが大切です。
家の外でもできる、簡単な練習方法を紹介します。
- 通学路を一緒に歩きながら「安全な場所」を探す
- 「ここで揺れたらどうする?」と質問形式で考える
- 避難場所まで一緒に行ってみる
- 週末のお散歩を「防災チェックデー」にする
親子で話しながら確認することで、実際の地震時にも冷静に行動できるようになります。
まとめ:子どもが“自分で守れる力”を育てよう
外で地震が起きたとき、親がそばにいられないこともあります。
だからこそ、子どもが自分で安全な判断をできるようにしておくことが大切です。
「止まって・しゃがんで・頭を守る」――たった3つの行動が命を守ります。
家庭での会話や登下校の練習が、子どもの防災力を確実に育てていきます。

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