幼稚園や保育園のバス通園は、毎日の送り迎えの負担を減らしてくれる一方で、保護者の目が届きにくい時間でもあります。
「園のバスだから安心」と思いがちですが、乗り降りのときや待ち時間、バスの周囲では思わぬ事故が起こることもあります。
子ども自身はまだ交通状況を正しく判断できず、大人が想像しない行動をとることも少なくありません。
この記事では、幼稚園・保育園のバス通園で起こりやすい危険と、家庭でできる事前のそなえ、そして親子で話しておきたいポイントを、やさしく分かりやすくまとめます。
バス通園で起こりやすい交通事故の場面
通園バスでの事故は、走行中よりも「乗り降りの前後」に多く起こります。特に注意したい場面を知っておくことが、事故を防ぐ第一歩です。
- バスが来るのを待っている間に道路へ飛び出してしまう
- バスを降りた直後に、反対側へ急いで渡ろうとする
- 友だちを見つけて、周囲を見ずに走り出す
- バスの陰から急に飛び出してしまう
子どもは「バスが来た」「早く乗らなきゃ」という気持ちが先に立ち、車や周囲の動きに注意が向きにくくなります。
だからこそ、大人が「危険が起こりやすいタイミング」を意識して見守ることが大切です。
乗り降りのときに特に気をつけたいポイント
通園バスの乗り降りは、短い時間でも事故のリスクが高まります。以下のポイントを意識しましょう。
| 場面 | 注意したいこと |
|---|---|
| 待ち時間 | 道路側に近づかせず、大人のそばで待たせる |
| 乗車時 | バスが完全に止まってから動く |
| 降車時 | バスの前後を横切らず、必ず安全を確認 |
| バス発車後 | すぐに道路へ出ず、大人と一緒に移動 |
特に朝は時間に追われがちですが、「急がせないこと」も大切な事故防止の一つです。
家庭でできる事前のそなえ
事故を防ぐためには、園や運転手さんに任せきりにせず、家庭でも準備しておくことが重要です。
- バスを待つ場所を親子で確認しておく
- バスの近くでは走らない約束をする
- 明るい色の帽子・服を選ぶ
- 雨の日や暗い日は特に注意する
- 園からの連絡事項を必ず親が確認する
また、送迎バスのルートや停留場所が変わった場合は、必ず子どもと一緒に再確認しましょう。
子どもと話しておきたい安全ルール
ルールは一度にたくさん伝えるより、「短く・分かりやすく」がポイントです。家庭で話しておきたい基本ルールはこちらです。
- バスが来ても、勝手に動かない
- 大人と一緒に動く
- バスの前後は横切らない
- お友だちがいても、先に道路を見てから
「ダメだから」ではなく、「危ないからこうしようね」と理由を添えて話すと、子どもも理解しやすくなります。
親子でできる“通園前チェック”
朝の忙しい時間でも、ほんの一言でできる安全確認があります。
- 「今日は雨だから、ゆっくりね」
- 「バスの前は通らないんだったね」
- 「待ってる間はここで待とうね」
毎日同じ言葉をかけることで、子どもにとって安全行動が“当たり前”になっていきます。
まとめ:バス通園は「毎日の小さな確認」が命を守る
幼稚園・保育園のバス通園はとても便利ですが、油断しやすい場面でもあります。
子どもはまだ交通状況を正しく判断できず、大人が思いもよらない行動をとることがあります。
だからこそ、家庭での事前の話し合いと、毎日の小さな声かけがとても大切です。
完璧を目指さなくて大丈夫です。できるところから、親子で少しずつ安全へのそなえを重ねていきましょう。


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