台風のとき、子どもと避難する判断ポイント|タイミングと持ち物リスト

台風・大雨のそなえ

「避難っていつ行けばいいの?」「まだ大丈夫かも…」と思っているうちに、外が危険になってしまう。
台風のとき、そう感じたことはありませんか?
特に子どもがいる家庭では、「安全に移動できるタイミング」を逃さないことがとても大切です。
この記事では、台風のときに避難すべき“判断ポイント”と、“子ども連れでの避難準備”をやさしく解説します。

なぜ台風で避難が必要になるの?

台風では、強風だけでなく大雨による「河川の氾濫」や「土砂災害」「浸水」などの被害が起こることがあります。
また、地域によっては避難勧告が出てから数十分で道路が通れなくなることも。
つまり、“早めに動く”ことが最大の防災になります。
特に小さな子どもや赤ちゃんがいる家庭は、移動に時間がかかるため、他の人より早めの判断が必要です。

避難の判断ポイントはこの3つ

「避難勧告が出てから」ではなく、「この段階になったら準備を始めよう」という目安を家庭で決めておくと安心です。
以下の3つを目安にしましょう。

タイミング判断の目安家庭での行動
① 台風が接近する前日テレビ・アプリで警報や避難情報が出始めた避難場所を再確認/防災リュックの中身を点検/充電を満タンに
② 警戒レベル3(高齢者等避難)避難所が開設された/雨・風が強くなり始めた子ども連れはこのタイミングで避難を開始
③ 警戒レベル4(避難指示)すでに外が荒れている/川が増水/停電の可能性外出が危険なら「屋内安全確保」へ切り替える

警戒レベル5(緊急安全確保)は、すでに避難が危険な状態です。
その前に動くことが、家族を守る最大のポイントです。

避難の準備は「子ども目線」で考えよう

避難所は明るくもなく、音も多く、子どもにとって落ち着きにくい環境です。
だからこそ、“子どもが安心できる”持ち物を意識して準備しましょう。
子どもの年齢に合わせて、持ち物の中身を工夫します。

カテゴリー持ち物の例ポイント
基本用品水・軽食・タオル・マスク・懐中電灯家族で分担して持つと軽くなります。
子ども用おもちゃ・絵本・お菓子・お気に入りのぬいぐるみ安心できる“心の支え”を1つ持たせて。
乳幼児家庭オムツ・ミルク・液体ミルク・着替え・母子手帳持ち運びやすいパッケージを選びましょう。
中高生モバイルバッテリー・連絡カード・常備薬スマホに頼りすぎないよう、情報カードも必ず。

避難先での工夫と心がけ

避難所に着いたら、まず「子どもが安心できるスペース」を確保しましょう。
毛布やタオルで囲んだり、ぬいぐるみを置いたりするだけでも落ち着きます。
また、避難所では静かに過ごすことが求められるため、音が出ない遊び(絵本、ぬりえ、折り紙など)を持っておくと安心です。

子どもが不安そうなときは、「ここなら大丈夫」「一緒にいれば安心だよ」と声をかけてあげましょう。
親の落ち着いた言葉と笑顔が、子どもにとって何よりの安心になります。

避難できないときは“屋内避難”を

外がすでに危険な状況では、無理に避難せず「屋内安全確保」を行いましょう。
家の中で一番安全な場所(風や水が入りにくい2階の中央など)を選び、家族で集まります。

  • 🪟 窓から離れた部屋(割れたガラスの危険を避ける)
  • 🪑 机や家具の下に潜れるスペースを確保
  • 💡 懐中電灯・携帯・水・非常食をすぐ取り出せるように
  • 📞 家族や親せきに居場所を知らせておく

「避難する」と「屋内で守る」――どちらの判断も命を守る行動です。
家庭で事前に話し合い、判断のルールを共有しておきましょう。

子どもと一緒に“避難ごっこ”をしてみよう

小さな子どもに避難を教えるには、ゲームやごっこあそびが効果的です。
「避難」という言葉が難しい場合は、“安全な場所にお引っ越しごっこ”と伝えてみましょう。

  • 🎒 家の中で安全ゾーン(避難スペース)を決めて移動する
  • 📦 小さなバッグにお気に入りのおもちゃを入れて持っていく
  • 📞 家族の名前を呼び合って“全員いるか”を確認

実際に体を動かすことで、子どもも「こうすればいいんだ」と理解しやすくなります。
防災は教えるものではなく、“一緒に体験するもの”。親子で楽しく練習してみましょう。

まとめ:避難の判断は「早めに・家族で・迷わずに」

台風の避難で大切なのは、「早く判断して、家族で動くこと」
警報が出てからではなく、心配になった時点で準備を始めれば、それがもう立派な防災行動です。

どんなに小さな備えでも、家族で話しておくことで、いざという時に“迷わない”行動ができます。
「まだ大丈夫」ではなく、「今なら動ける」――その判断が、家族を守ります。

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