台風のとき、「家の中にいても安心」と思っていませんか?
実は、被害の多くはベランダや窓まわりから起こります。
飛んできた物が窓ガラスを割ったり、ベランダにたまった雨水が室内に流れ込んだり…。
でも大丈夫。台風前にほんの少し手をかけるだけで、家の中の安全はぐっと高まります。
この記事では、台風前日にできる「ベランダ・窓まわりの対策」を3つのステップで紹介します。
ステップ① ベランダを“軽く・空っぽに”する
台風の強風では、意外なほど多くの物が飛ばされます。
ベランダは風が抜けやすく、物干し竿や植木鉢、おもちゃなどが凶器になることも。
風速30メートルを超えると、プラスチック製のイスや洗濯カゴでも簡単に飛びます。
前日のうちに、次のチェックをしておきましょう。
| 項目 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 植木鉢・プランター | 室内または風の当たらない場所へ移動 | 重くても倒れやすいので、壁際にまとめるだけでも◎ |
| 物干し竿・洗濯バサミ | 竿は下に下ろして固定。ピンチハンガーは室内へ | 竿受け部分も確認。ゆるみがないかチェック |
| ベランダのおもちゃ・スリッパ | すべて室内に入れる | 子どもと一緒に「飛ばされちゃうもの探しゲーム」をすると楽しく片づけできます |
| 排水口(ドレン) | ゴミ・落ち葉を取り除く | 詰まると雨水がたまり、室内浸水の原因に |
「ベランダは軽く・空っぽに」しておくのが鉄則。 10分でできるだけでも、台風時の被害をかなり減らせます。
ステップ② 窓ガラスを“割れにくく・飛びにくく”する
風や飛来物で窓が割れると、ガラスの破片が室内に飛び散り、けがの原因になります。
窓ガラスの対策は、テープ・カーテン・家具の配置で簡単に強化できます。
- 🪟 養生テープを貼る:窓ガラスの内側に「米印」や「井形」に貼る(飛散防止に)
- 🪞 カーテンを閉める:ガラスが割れても飛び散りを防げる
- 📦 家具の配置を見直す:窓の前に棚やおもちゃを置かない
テープは窓全体ではなく、「中心部と四隅」を意識すると効率的です。
外から貼るのではなく、室内側に貼りましょう。
子どもと一緒に「テープで守るおまじないごっこ」をしながら貼るのもおすすめです。
ステップ③ 雨の侵入を“入口で止める”
台風では、風向きによってベランダや玄関から雨水が吹き込むことがあります。
一度入ってしまうと、カーペットや家具が濡れてしまうことも。
前日のうちに、次のポイントを確認しましょう。
| 場所 | 対策方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 窓のサッシ | タオルを丸めてレール部分に置く | 雨水の吹き込みを防ぐ。タオルは多めに用意 |
| ベランダの排水口 | 再度チェック。水がスムーズに流れるか確認 | 落ち葉や泥で詰まりやすいので最後にもう一度確認を |
| 玄関ドア | タオルや新聞紙をドアの下に敷く | 風向きで雨が吹き込む場合の応急対策に |
| サッシ下の隙間 | 古いタオルやペットシーツを置く | 水の侵入を吸収しやすく、処理も楽 |
バスタオルや新聞紙は、台風時の“簡易防水アイテム”として非常に優秀です。
家庭にあるものでできる対策を、あらかじめ試しておくと安心です。
子どもと一緒にできる「家を守る防災ごっこ」
「ベランダや窓を片づける」だけだと退屈に感じる子どもも、 ゲームやごっこ遊びの要素を入れると楽しく取り組めます。
- 🧹 「飛んじゃうもの探し隊」:外に出しておけない物を探すゲーム
- 🪟 「テープ貼りアーティスト」:養生テープを一緒に貼るお手伝い
- 💧 「水の道チェック!」:排水口に水を流して詰まりがないか確認
「この家は家族みんなで守っている」という実感が、子どもの安心にもつながります。
台風を“こわい日”ではなく、“家族で備える日”に変えていきましょう。
まとめ:10分の準備で、家の安心を守ろう
ベランダや窓まわりの台風対策は、時間をかけなくても十分効果があります。
風で飛ばされるものを片づける。窓にテープを貼る。排水口をチェックする。
そのたった10分の行動が、家の中を守る大きな力になります。
「やっておいてよかった」と思えるように、今日のうちに家族でチェックしてみましょう。
完璧を目指さず、“できることから守る”が家庭の防災の第一歩です。

コメント