小学校6年生。
少しずつ大人に近づき、友だち関係も複雑になってくる時期です。
最近では、スマホを持つ子どもも増え、クラス全員のグループLINEが自然に作られることも珍しくありません。
「スマホを持っている人は入るもの」
「抜けると浮いてしまいそう」
そんな空気の中で、わが子もグループに参加していることを知り、やり取りを見て、強い違和感や不安を感じた。
この記事は、
クラスLINEの中で攻撃的な言葉が飛び交っている状況に直面した親御さん
やめさせたいけれど、どうすればいいかわからないと感じている親御さん
に向けて書いています。
「見なければよかった」と感じるほどのやり取り
家庭内ルールとして、「親もスマホのやり取りを見てもいい」と決めていたため、クラスLINEの内容をいくつか確認した。
するとそこには、
- 特定の子を強く否定する言葉
- 乱暴で攻撃的な表現
- 冗談とは思えない強い言い回し
が、次々と流れていました。
自分の子ども自身は、そうした発言をしていなかった。
それでも、
こんな言葉が当たり前のように飛び交う場所に、子どもが身を置いている
そう思うと、胸がざわつき、「やめさせたい」と感じるのは、とても自然なことです。
「うちの子は言っていない」だけでは済まない現実
さらに深刻なのは、自分の子どもが書いてもいない言葉を、
「〇〇がこう言っていた」
「〇〇も同じことを思っている」
といった形で、攻撃に加担しているかのように名前を出されていた場合です。
これは、親にとっても大きなショックです。
本人が何もしていなくても、
- 誤解が広がる
- 立場が悪くなる
- 次の標的になる可能性がある
こうしたリスクが生まれます。
まず大前提として伝えたいこと
この状況で、一番大切にしてほしい視点があります。
これは「過敏な親の心配」ではありません。
攻撃的な言葉が飛び交う環境は、子どもの心に確実に影響を与えます。
たとえ、
- 直接言われていなくても
- 冗談っぽく見えても
- みんながやっていても
「見続ける」「関わり続ける」こと自体が、ストレスや価値観のゆがみにつながります。
子どもにまず伝えたいこと
感情的に叱る必要はありません。
大切なのは、線引きをはっきり伝えることです。
たとえば、こんな内容です。
- 人を傷つける言葉には加わらない
- 誰かを攻撃する発言は書かない
- 名前を出して悪く言う場には距離を置く
「あなたが悪い」ではなく、
「そういう場所に長くいると、あなた自身がつらくなる」
という視点で伝えることが大切です。
学校での実生活でも距離を取る視点
ネット上の関係は、学校生活と切り離せません。
クラスLINEで攻撃的な言葉を使う子は、実生活でも同じ態度を取ることがあります。
子どもには、
- 無理に関わらなくていい
- 同調しなくていい
- 距離を取ってもいい
という選択肢があることを伝えてください。
グループLINEをやめさせる判断について
「やめさせたら孤立するのでは」という不安は、誰でも感じます。
ただ、
安心できない場所に無理に居続ける必要はありません。
抜ける・通知を切る・親管理にするなど、段階的な対応も選択肢です。
その判断を、親が一人で抱え込む必要もありません。
親として必ずやっておきたいこと
まず、証拠を残すことです。
- 攻撃的なやり取り
- 子どもの名前が出ている発言
- 日時や流れがわかる画面
これらは、必ずスクリーンショットで保存しておきましょう。
感情的に反応する前に、事実を整理することが大切です。
学校への相談は「担任だけ」に限定しない
内容が深刻な場合、担任の先生だけに相談して終わらせる必要はありません。
次のような順で考えます。
- 担任に事実を共有する
- 改善が見られなければ学年主任へ
- 必要に応じて校長・教頭にも相談
これは「大ごとにする」ことではなく、学校として対応してもらうための正当な行動です。
学校外の相談先も視野に入れる
学校の対応が十分でないと感じた場合、
- 教育委員会
- 自治体の子ども相談窓口
などに相談する選択肢もあります。
「ここまでしなくていいかな」と遠慮する必要はありません。
子どもの安心を守る行動は、過剰ではありません。
最後に伝えたいこと
この状況で悩む親御さんは、決して少なくありません。
そして、
違和感を覚えた感覚は、間違っていません。
ネットの世界は、子どもにとってまだ扱いきれない場面も多い場所です。
だからこそ、
- 攻撃に加担しない
- 安心できない場所から離れる
- 大人が間に入って守る
これらは、子どもの成長を妨げる行為ではありません。
「あなたを守るための判断だよ」
このメッセージを、ぜひ言葉にして伝えてあげてください。

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