ネット上のトラブルは、
ある日突然、子どもの身に起こることがあります。
嫌なコメントを書かれた。
変なメッセージが届いた。
誰かとのやりとりが怖くなった。
そんなとき、
一番大切なのは「早く相談できること」です。
この記事では、
なぜ子どもは相談しづらくなるのか、
家庭でできる雰囲気づくり、
そして親以外の相談先について考えていきます。
「言ったら怒られる」が一番の壁
多くの子どもが、
ネットのトラブルを抱えたときに感じるのは、
「言ったら怒られそう」
「スマホを取り上げられるかも」
という不安です。
親から見ると心配で、
つい注意したくなる場面でも、
子どもにとっては、
- 責められる
- 後悔させられる
- 信頼を失う
と感じてしまうことがあります。
その結果、
相談が遅れ、問題が大きくなることも少なくありません。
子どもが「言わなかった」のは弱さではない
相談できなかったことを、
「どうして言わなかったの?」と
責めたくなる気持ちは自然です。
でも、それは弱さではありません。
子どもは、
- 自分で何とかしようとした
- 迷惑をかけたくなかった
- 大ごとにしたくなかった
そんな思いを抱えていることが多いのです。
まずは、
話してくれたこと自体を大切にする
そこから始めましょう。
相談しやすい家庭の雰囲気は、日常で決まる
相談しやすさは、
トラブルが起きた瞬間に作れるものではありません。
日常の会話の積み重ねが、
いざというときの安心感になります。
- うまくいかなかった話も聞く
- 失敗を一緒に振り返る
- 正解を急がず話を聞く
「どうしたの?」よりも、
「話してくれてありがとう」
この言葉があるだけで、
子どもの心は少し軽くなります。
トラブルを聞いたときの親の関わり方
子どもから相談されたとき、
親が意識したい順番があります。
- 気持ちを受け止める
- 一人じゃないと伝える
- 一緒にどうするか考える
「何があったの?」より先に、
「それはつらかったね」
この一言が、
子どもを安心させます。
アドバイスや対処は、
気持ちが落ち着いてからで大丈夫です。
親に言えないときもある
どれだけ関係が良くても、
内容によっては親に話しづらいこともあります。
それは、自然なことです。
だからこそ、
親以外の相談先がある
相談していい場所が複数ある
と知っておくことが、大きなそなえになります。
親以外の相談先を一緒に確認しておく
家庭で事前に話しておきたい相談先の例です。
- 学校の先生やスクールカウンセラー
- 信頼できる親戚や大人
- 自治体や公的な相談窓口
「ここなら話していい」
という場所を知っているだけで、
子どもは孤立しにくくなります。
相談=問題解決でなくていい
相談するとき、
必ず解決しなければいけないわけではありません。
話すことで、
- 気持ちが整理される
- 落ち着いて考えられる
- 次の行動が見えてくる
そんなこともあります。
「どうしたいか決まってなくてもいい」
「途中まで話してもいい」
この余白が、
相談のハードルを下げます。
相談できる力は、立派な判断力
自分で考し、
助けを求めることは、弱さではありません。
それは、
状況を判断し、適切に動く力
です。
ネットのトラブルは、
誰にでも起こり得ます。
だからこそ、
「一人で抱え込まなくていい」
このメッセージを、
家庭の中で繰り返し伝えていきましょう。

コメント