電車のホームは、子どもにとってわくわくする場所。
でも同時に、ちょっとした不注意が大きな事故につながる危険な場所でもあります。
スマホを見ながら歩く人、混雑するホーム、すれ違う電車の風圧…。
日常の中にある危険を知り、親子で少し意識を変えるだけで、事故はぐっと防ぐことができます。
この記事では、電車のホームで親が気をつけたい3つの安全ポイントを紹介します。
① ホームでは“黄色い線の内側”を徹底する
電車のホームで最も大切なのが、「黄色い線の内側に立つ」こと。
小さな子どもは、好奇心から線の外に出てしまうことがあります。
しかしホームの端は列車の風圧や通過音が強く、驚いて転倒する危険があります。
- 「黄色い線は“まもる線”」と声をかけて習慣に
- 立つ位置に足跡マークを貼って、家庭で遊びながら練習
- 手をつなぐ、ベビーカーの場合は内側に置く
- 電車が来たら「動かない」「待つ」を合言葉に
特にホームドアがない駅では、距離感を覚える練習が大切です。
おうちで「黄色い線ゲーム」をして、安全意識を楽しく身につけましょう。
② 乗り降りのタイミングを“焦らず”決める
事故の多くは「乗り降りの瞬間」に起きています。
「急いで乗らなきゃ!」という気持ちが、押される・転ぶ・挟まれる原因になることも。
- 「無理なら次の電車でOK」と教える
- ドアが閉まる音が聞こえたら、一歩下がる
- 降りるときは周囲の人が先に動くのを待つ
- 子どもには「降りたら端に寄る」と伝える
親が落ち着いて行動することで、子どもも自然と安全なリズムを覚えます。
「焦らない」は防災の基本でもあります。
③ 見えない危険を“先に予測する”
ホームには、思わぬ“見えない危険”が潜んでいます。
例えば、荷物を持ちすぎて足元が見えない、後ろから押される、傘が滑るなど。
そんな危険を「予測して動く」ことが、親の大切な役割です。
- 子どもの前を歩くのではなく、できるだけ横に立つ
- 傘やカバンは体の前に持つ
- エスカレーターではベビーカーを使わずエレベーターへ
- スマホを見ながら歩かない(親も子も)
- 転倒時は「しゃがむ・動かない・助けを呼ぶ」を教えておく
小さな“先読み”が、大きな事故を防ぎます。
「何が起こるか」を親子で考えることで、日常の防災力が自然と高まります。
家庭でできる“ホーム安全ごっこ”
安全ルールを教えるときは、怖がらせるよりも“遊びながら”が効果的です。
おうちで簡単にできる練習を紹介します。
- 床にテープを貼って「黄色い線の内側で待つ」練習
- 絵本やおもちゃ電車を使って“乗り降りゲーム”
- 「電車がきます」「止まりました」の声かけ練習
- 「もしママが見えなくなったらどうする?」を一緒に考える
子どもが“自分で気をつけられる”ようになることが、何よりの防災です。
まとめ:小さなルールが“大きな安全”を守る
電車のホームは、ほんの数分しかいない場所ですが、危険が多く潜んでいます。
親のちょっとした声かけと、子どもの意識づけで、事故の多くは防ぐことができます。
「黄色い線の内側」「焦らない」「予測して動く」――この3つを意識して、毎日の通勤・通学・お出かけを安心に。
親子で安全を守ることは、未来の“防災力”を育てる第一歩です。


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